こんにちは、絶賛★不妊治療中のずんだです!
子供が欲しいけど、なかなかできない…という方にとって、医療の力を借りる方法が、「不妊検査」「不妊治療」です。
しかし不妊治療というと、非常に高額なイメージがある方も多いのではないでしょうか。
今回は
トータルどれくらいお金がかかるのか不安…
という方に向けて、私ずんだが実際に支払ってきた金額を公開しながら、どのくらい予算があったら不妊治療をスタートしたら良いのかを紹介していきたいと思います!
子供が欲しい人や妊活するか迷っている人たちの不安を少しでも解消できればと思い、解説しますのでどうぞご覧ください!
この記事の目次
不妊治療ってどれくらいかかるの?
不妊治療、費用が高いイメージはあるが、実際はどうなのか。
はっきり言ってしまうと、
その通り
「高額」です…(´;ω;`)
もちろん不妊治療にも段階があって、保険適用範囲内での治療ならそこまで高くはありません。
しかし、保険適用外の治療を受ける段階になると金額がケタ違いに跳ね上がります…
保険適用外となる主な治療は以下の3つです。
1保険適用外の主な治療法3つ
①人工受精 … 夫の精子を採取・調整し、人為的に子宮内に注入する(卵子は取り出さない)
②体外受精 … 妻の卵子、夫の精子をそれぞれ採取し、シャーレ上で受精させたあとに受精卵を子宮内に戻す
③顕微受精 … 妻の卵子、夫の精子をそれぞれ採取し、選んだ精子を直接卵子に注入して受精させ、子宮内に戻す
金額の大きさとしては
①人工受精 <<<<< ②体外受精 < ③顕微受精
といった感じで、体外受精、顕微受精が圧倒的に高額になります。
私、不妊治療始めるまでは「人工受精」の方が、高度なイメージでした。
人工ってめちゃくちゃテクニカルな、バイオテクノロジーな感じしませんか?(笑)
ところがどっこい、費用の差は歴然。
2方法別の予算イメージは?
人工受精 → 生理開始〜妊娠判定までの1連の流れで20,000円〜50,000円
体外受精 → 生理開始〜妊娠判定までの1連の流れで30万〜80万
顕微受精 → 生理開始〜妊娠判定までの1連の流れで35万〜90万
体外受精・顕微受精は金額の幅がすごく大きいですよね。
これは病院によっての差や、排卵方法や薬の量・種類により大きく個人差があるためです。
上の金額を見て、
という方もいらっしゃると思います。
それは、産婦人科など病院のホームページの料金表が「採卵10万円」「調整・培養5万円」「移植10万円」といったように施術時の金額だけを書いていることが多いからです。
体外受精・顕微受精の場合、採卵までの採卵誘発剤や通院毎の血液検査・超音波エコーなども保険適用外となってしまうので、病院に1回通う度に少なくとも約1万円以上の出費は避けられません。
(タイミング法と同じ超音波エコー、排卵誘発剤なのに!!!涙)
(ごく稀に6,000円とかで済んだりすると、安っっ!!って感じるようになります…怖)
病院の料金表に書かれていない部分も含め、1回の治療にかかる全工程の全費用を知りたい!という方のために
参考までに私がかかった治療費を紹介します!
ただし排卵誘発方法や薬の数、通院回数によっても大きく異なりますので、あくまでも参考程度に見ていただければと思います。
私が実際にかかった治療費
現在も治療中で、今までかかった合計にしてしまうとちょっとした車買えちゃう金額になってしまうので…
今回は初回の体外受精で掛かった費用を公開いたしますね。
私はタイミング法は地元の婦人科だったのですが、体外受精にステップアップするタイミングで新宿の不妊専門外来に転院しました。
なので、初診料や、感染症の検査などもう一度払うことに…(地味に痛かった。涙)
▼私がかかった治療費一覧はこちら!▼
初診料・初回検査(感染症・ビタミンDなど)…28,600円
再診料(計7回)…9,500円
血液検査(計5回)…31,900円
超音波検査(計4回)…8,800円
排卵誘発剤(この時はレトロゾール・ゴナールエフ・hMGフェリング)…37,950円
採卵…110,000円
精子調整・受精・培養…165,000円
局所麻酔…22,000円
培養代…55,000円
胚凍結代…66,000円
移植に向けたホルモン調整…55,044円
胚融解…22,000円
アシストハッチング(着床率上げるといわれている処理)…22,000円
融解胚移植…88,000円
合計金額…………721,794円
な、ななじゅうにまんえん、だそうです。。
しかし、いま現在はこの初回の時よりも排卵誘発剤の量を増やしていたり、顕微授精にしていたりするので、プラス10万円くらいでしょうかね…(´・ω・`)
本当に治療方針によって大きな差が出ますね。
治療開始にどれくらいの予算が必要?
これらの金額を踏まえて、どれくらいの予算を用意しておくのが良いのでしょうか。
治療を開始してしまうと、なにかしらの結果が分かるまで、ストップすることはできません。
やむを得ない場合はストップもできますが、それまでの費用が無駄になってしまうこともあるので、ある程度予算は確保しておいた方が安心かな、と思います。
個人的に思うのは、なにかあったときのためにも90万円ほど手元にある状態なら余裕を持って1回分の治療は受けられるかな、と思います。
「なにかあったとき」というのは、受診回数が増えた・思った以上に卵がとれた・静脈麻酔を選択したなどオプションが発生することがあるからです。
実際は、助成金などの制度があり、実質負担額をグッと減らすことができます!
(ありがたや~!!)
「妊活中にもらえるお金」については近日公開予定です!
とは言っても、助成金を申請できるのは、治療が終わってから。
そして、助成金が振り込まれるまでに1ヶ月~2ヶ月ほどかかることもあるので、キャッシュフローには注意が必要です。
「採卵ができなかった」「受精ができなかった」「移植できる胚盤胞が得られなかった」などの事情により、妊娠判定まで進めないこともありますが、その際は受けられなかった治療費分まで払うことはないので安心してください。
まとめ 家計も踏まえつつ前向きに検討を!
いかがでしたでしょうか。
「思ったより高かった…」という方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的はできる限り早めにステップアップするのが良いかなと思っています。
私はまだ妊娠継続することができていませんが、不妊治療を行う上で、ひとつひとつの工程を確認しながら進めていくので、なぜ妊娠できないのかの原因を探る上でも大切だなと感じています。
妊活は本当に辛くて長い道のりです。
さらに、費用による経済的な不安も重なってしまうと、心穏やかに妊活に取り組むことができなくなってしまいます。
みなさまの不安が少しでも取り除けるように、
今後も妊活にまつわる家計管理情報を発信していきますので、一緒にがんばっていきましょう!